2016年11月の移植1回目は妊娠判定は受けたものの、妊娠6週目には胎嚢が消失してしまい、流産手術にて終了となりました。
2017年2月、2回目の移植を行いました。
この頃には、いいのか悪いのか、通院にも慣れてきました。
クリニックに来ている他の方たちの様子を見ていると、妊娠判定をもらって跳び上がらんばかりの様子で診察室から出てくる人とそれをにらみつけるように見ている人や、涙を浮かべて診察室から出てくる人などがいました。ここにいる人たちは皆同じ目的で来ていて、ほとんど同じ治療をしているはずなので、なんとなくわかってしまうような気がしました。良い知らせのときは特に、悪い状況となっても、診察室やエコー室から出るときは何事もなかったような顔をしていようと思いました。待合室ではスマホを見て下を向いている人が多かったので、部屋から出てくる姿を見ているなんてことはあまりないのかもしれませんが、それがマナーのような気がしていました。
2017年3月に3回目の移植、4月に4回目の移植を行いましたが、いずれも妊娠には至りませんでした。
なかなか妊娠できないため、夫から「やせすぎているのがいけないんだ。次の移植までにあと5㎏増やせ」などと言われたりしていました。1ヶ月で5㎏増やす方が不健康だ! と思っていました。夫は、体重を増やせば妊娠できるかのような言い方をするので、そんな簡単なものじゃないわ!!!!と言ってやりたかったのをぐっと我慢して体重を増やす努力をすることに同意したように話をしました。
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